Q & A
Q. 猫を外に出さずに、室内だけで飼うのはかわいそうでしょうか?
A. 猫は自由に出歩きたがるものですが、
小さいころから室内で飼われていると家の中だけが自分の縄張りだと思っているため、
室内のみで飼うことはかわいそうなことではないでしょう。
外では猫同士のけんかなどでうつる伝染病や、
交通の激しい通りでの交通事故も考えられるので、室内での生活の方が猫にとっては安全と言えるでしょう。
Q. 乳歯はいつごろ抜け、永久歯に変わるのですか?
A. 猫では約5ヶ月齢前 後から永久歯が生え始め、7.5ヶ月齢には完全に生えそろいます。
成猫は上下あわせて30本の永久歯があります。
犬では約3ヶ月齢から永久歯が生え始め、7ヶ月齢には完全に生えそろいます。
成犬は上下あわせて42本の永久歯があります。
※犬種によっては生えかわりがうまく行かず、乳歯と永久歯が並んで残ることもあり、
場合によっては麻酔をかけ乳歯を除去する必要があります。
Q. 犬や猫の種類によって、かかり易い病気はあるのですか?
A. 特定の種に発生し易い遺伝性疾患は犬・猫それぞれにあります。
近親繁殖で血の濃い純血種は、
幅広い遺伝子をもつ雑種と比較して病気に対する抵抗力が弱いところがあります。
Q. 犬や猫は風邪をひきますか?
A. ひきます。
猫は猫同士の接触やくしゃみから伝染します。
猫風邪のウイルスに感染すると、流涙が著しく、
鼻汁を出して顔がグシュグシュになりくしゃみをするようになります。
舌や口の中に潰瘍ができ、食欲もなくなるため、幼齢の猫や弱った猫では致命的になります。
犬は犬の集まる場所(ペットショップ等)で伝染し、
そのままにしておくと肺炎などに悪化することもあります。
ですが犬・猫ともに定期的にワクチンを接種することで防げる病気です。
ちなみに人に伝染するものでもなく、人の風邪が犬・猫にうつることはありません。
Q. ワクチンはいつ頃受けたら良いのでしょうか?
A. 犬猫ともに、生後2ヶ月過ぎたら1回目、その1ヶ月後に2回目を受けて下さい。
Q. 避妊、去勢手術はいつ頃から出来るのでしょうか?
A. 生後5~6ヶ月から手術出来ます。雌犬では発情出血時は避けて下さい。
うさぎさんも発情時に気が荒くなる事があります。生後4ヶ月から手術出来ます。要予約です。
Q. ひきつけ?急に体を硬直させてひっくり返りました。
A. まず、落ち着いて様子を見て下さい。
長く感じるかと思いますが、ほとんど短時間で収まります。
発作の時間とけいれんの様子を見ていて下さい。決して口の中に手や物を入れないで下さい。
落ち着いてから病院に連絡しましょう。
Q. ペットが吐いたり下痢をしている場合、家で出来る事はどんな事ですか?
A. 吐いている場合、成犬・成猫には絶飲絶食をさせ様子を見て、
次の日になっても続くようであれば動物病院で診察を受けましょう。
下痢の場合、成犬・成猫には絶食をさせて様子を見て下さい。
吐いていない限りお水を与えても大丈夫です。
次の日になり下痢が止まっていたら、
少量の油の少ない餌(例:おかゆと鳥のささ身を煮た物など)を何回かに分けて与えてみて下さい。
Q. 野鳥をみつけましたが、どうしたらいいですか?
A. くちばしの黄色いヒナが路上に落ちている時は、
近くに巣があり親鳥がいる可能性があるためむやみに拾わないで下さい。